図面では正確な図形を作図する必要があり、平面上の正確な位置に作図する場合には、座標を使って指示します。
座標の入力方法には、絶対座標(図面の原点からの位置 X,Y)、相対座標(直前の入力点からの位置 X,Y)、極座標(直前の入力点からの位置を距離(長さ)と角度で表す)があり、その基本的な入力法は次の通りです
絶対座標入力 : # X,Y
相対座標入力 : @ X,Y
極座標入力 : @ l< a 注)l(距離/長さ) a(角度)
但し、実際に入力してみると、1点目は絶対座標入力(#は省略できる)、次の点の入力ではダイナミック入力(作図画面のカーソル位置付近での入力)では、極座標入力の形式になっています(下図)。ここで、絶対・相対入力に切り替えるには、#、@をつけカンマで区切ることで入力を切り替えることができます。(参考:コマンドラインからの入力では、絶対座標がデフォルトです)

